私的な2013年ベストVPS比較です。
まずは、Magento ver 1.7.0.2に必要なサーバスペックはこちら。
http://www.magentocommerce.com/system-requirements
日本での運用を想定し、今回は国内にデータセンターがあるVPSホスティングを優先しました。
つい先日までは、海外サーバが優位と思っていましたが、2013年時点で、日本のVPSは価格・スペック共にトップクラスではないでしょうか。
念のため、海外のVPSホスティングも1社ピックアップしてみました。
元々は、Giga-International(ギガ・インターナショナル)という社名で運営してきたホスティングカンパニーが2013年より、Contabo(コンタボ)社として再スタートしたようです。
ドイツのミュンヘンにデータセンターを構えるContabo社のVPS Lプランはかなり魅力的です。
http://contabo.com/
Magentoで他言語化するときには是非使ってみたいと思います。
ホスティング | さくらインターネット | GMOクラウド | Contabo | |||
プラン | 2GB | 4GB | マイクロ (Plesk11) |
スモール | VPS M | VPS L |
メモリ | 2GB | 4GB | 2GB | 4GB | 4GB | 8GB |
HDD | 200GB | 400GB | 100GB | 200GB | 200GB | 400GB |
CPU | 仮想3コア | 仮想4コア | 仮想3コア | 仮想4コア | 1コア(3.2GHz) | 2コア(3.2GHz) |
初期費用 | 1,980 | 5,980 | 0 | 3,980 | 0 | 0 |
月額 | 1,480 | 3,980 | 980 | 1,980 | 9.99ユーロ (約1,239円) |
16.99ユーロ (約2,107円) |
コントロールパネル | Plesk11他 (月額787円) |
|||||
年間費用 | 16,280円 | 43,780円 | 21,204円 | 27,740円 | 119.9ユーロ (約14,868円) |
203.9ユーロ (約25,284円) |
TOTAL(キャンペーン含む) | 16,280円 | 49,760円 | 21,204円 | 23,760円 | 14,868円 | 25,284円 |
無料お試し期間 | 14日 | 14日 | 15日 | 15日 |
※1ユーロ124円で算出
私は、今回GMOクラウドVPSスモールプラン(OSはCentOS 6.2、テンプレートはCentOS 6.2 x64、コントロールパネルなし)を契約しました。
最初は、コントロールパネルが無いのが不安でしたのでマイクロプランのPlesk11付き(10ドメイン)でお試ししました。
ちなみに、Plesk11を導入すると、Magentoはパッケージ済みアプリケーションに含まれており、日本語化されたMagentoが簡単にインストール可能です。
その他にもWordpressやDrupalなど様々なパッケージが簡易インストールできます。
http://vps.gmocloud.com/feature/app.html
私の場合、マイクロプランではMagentoを運用するのに、少々非力な感じがしたのと、10ドメインの制限が気になったこと、Plesk無しにすればスモールプランでもほとんどコスト差が無く自由度が高い為、スモールプランを再申込しました。
以前、さくらインターネットのVPSでWebminを入れて運用していたので、Webminがあればなんとかなるかな、と思ったのも理由の一つです。
sshもコマンドもほとんど知識の無い状態なので、自分の勉強も兼ねて!
Contaboの日本語情報を調べてここに行き着いたのですが、結果的にGMOを選択されたのはContaboのコスパがよくなかったからなんでしょうか。CPUも仮想でないコア数で3.2GHzとクロック数も高く、メモリは倍くらいのコスパに見えるのですが、やはりラグなどの問題があったのでしょうか?
返信削除コメントありがとうございます。
削除GMOを選択したのは、今回の制作案件が、国内向けであった点が最も大きな要因です。
実際contabo.comにアクセスすると体感できると思いますが、やはりデータセンターの立地によって生じるタイムラグは解消できないので。
とは言え、コストパフォーマンス、スペック共にContaboは魅力的なので、海外向けのサイト構築であれば、もちろん候補に挙がると思います。